【クラーク留学】フィリピン有数の国際都市で学べる環境

フィリピン・セブ島留学

「クラーク」とは、ルソン島のパンパンガ州の都市「アンヘレス」という都市にある「クラーク経済特区」エリアのことを指します。

日本人にとっては、「フィリピン留学」というと、まだまだセブ島やマニラなどの都市部やリゾート地のイメージが強く、クラークと聞いても街のイメージや留学生活が少し想像しにくいのではないでしょうか。

しかし、近年クラークは、フィリピン留学を検討する日本人にとって、セブ島やマニラと並ぶくらい人気があり、留学先候補の1つとして知名度が上がってきています。

クラークは豊富な自然と、静かで落ち着いた環境が勉強に集中できると留学生からの支持が根強いです。またクラーク特有の地域が持つ、欧米留学のようなグローバルな都市性にも人気が高まっており、ネイティブスピーカーが多いことでも年々評判が高くなっている地域です。

そこで、クラーク留学の特徴やメリット・デメリット、また日本からのアクセス方法など、クラークに留学する際に知っておくべきポイントをご紹介します。フィリピン留学を漠然と検討しており、留学先がまだ決まらない方などはぜひ参考にしてみてください。

「リトルカリフォルニア」と呼ばれるほど欧米人の多い街

クラークは、もともとアメリカの統治時代に米軍基地があった地域で有名です。

終戦後には、フィリピン有数の経済地として成長しましたが、現在でも統治時代の面影を残しており、フィリピンとは思えないような洗練された西洋の雰囲気が漂っています。

そのため、クラークは欧米人からも「リトルカリフォルニア」と呼ばれており、今でもビジネスや、リタイアして移り住む欧米人や西洋人が多数いるのが特徴的です。

また、クラークはフィリピンきっての国際的な都市のため、他の地域に比べ多国籍な環境下で学習することが可能です。

クラークでは外資系企業が多く点在しており、それにより、欧米やヨーロッパからビジネスなどでの移住者が多く、街中でネイティブの英語を自然と耳にする機会も多いです。

そのため、留学中に語学学校で習った英語をアウトプットする環境としても適していると言えるでしょう。

フィリピン留学で「クラーク」を選ぶメリット

フィリピン留学の新しいエリアとして、近年アジア各国から注目されているクラークですが、クラークの語学学校は、他の地域とは異なった学習環境を整えていることでも評判です。

以下はクラークの地域が持つ、留学生に適した3つのメリットについてまとめたものです。参考にしましょう。

【クラークを選ぶメリット】

  • 語学学校にネイティブ講師が豊富
  • フィリピン国内でも安定の治安の良さ
  • 勉強に集中できる環境

語学学校にネイティブ講師が豊富

クラーク留学を終えた生徒の決め手の1つが、クラークではネイティブ講師が豊富な点を上げます。

実際に、クラークでは、ほぼ全ての語学学校に複数のネイティブ講師が在籍しているため、留学する生徒は、どの学校を選んでもネイティブスピーカーによる洗練されたレッスンを受講することができます。

セブやマニラなど他の地域では、当然ですがフィリピン人講師が中心となって、生徒の指導が行われています。フィリピン人講師の英語や指導も素晴らしいのですが、なかにはやはり本場のネイティブが話す英語に触れたいと思う生徒が多いのが現実でしょう。

しかし、クラークでは、フィリピン留学の価格でアメリカやオーストラリアなどに留学するのと変わらないレベルのネイティブスピーカーによる指導を受けることが可能です。フィリピンでここまで本場の英語に触れられる機会は非常に珍しく、クラーク留学だけの特色と言えるでしょう。

今後アメリカやオーストラリアなどの英語圏に留学や転勤、ワーホリなどで渡航予定がある場合にはとても魅力的な学習環境ですね。

フィリピン留学だけれども、なるべくネイティブスピーカーの英語から学びたいという意識の高い方には、これ以上ない適し学習環境と言えます。

「クラーク経済特区」はフィリピン有数の治安の良さ

クラークは、政府より「経済特区」に認定されていることから、フィリピンでも安定した治安の良さで知られています。

ちなみに「経済特区」とは、経済発展のために法的・行政的に特別な地位を国や政府から与えられている地域のことを指します。この、経済特区に選ばれた地域は、外国の資本や技術を国のために導入し、自国の経済の発展を促進させる重要なエリアとなります。

そのため、クラークの経済特区には、国内外の要人なども頻繁に訪れ、厳重な治安の安定が求められるエリアと言えるのです。

その治安の良さは、夜に1人で出歩いていても問題がないくらいの治安の良さです。フィリピンの他の地域では、留学生は夜道に歩くことは基本的には控えるように定められているため、かなり特殊な環境ですね。

また、経済特区では、万が一に備えて24時間体制で複数の警備会社がエリアを警護しており、企業やエリア居住者ではない部外者は自由に出入りができません。

ストリートチルドレンや物乞いなどは経済特区には入れないため、まさに「守られた」地域ということが言えます。

なお、注意点として、治安が良いのはクラーク経済特区のエリアのみです。経済特区から一歩出た、アンヘレスの地域とでは治安の格差があるため、初めての留学で不安な方や、安全性を重視する方は、クラーク経済特区に位置する語学学校を選ぶことをおすすめします。

勉強に集中できるアットホームで落ち着いた環境

クラークは、首都のマニラから車で2時間離れただけにも関わらず、都会過ぎずゆったりとした時間の雰囲気が味わえます。

また、都会と自然の両方の良い雰囲気が味わえますが、リゾート地のセブ島ほど観光地が多いわけではありません。また、クラークは経済特区のため、一般の観光客も入れず、非常に静かで落ち着いた環境と言えます。

クラーク留学はリピーター率が非常に高く、ワーホリや欧米圏への留学を終えた後に、またクラーク留学を選択する日本人留学生も多いです。

田舎過ぎる環境は嫌だが、都会の喧騒も苦手というような方には、ちょうど良い地域です。また、セブのように誘惑の少ない場所で英語学習をしたいという方にはうってつけの環境と言えるでしょう。

なお、クラークの語学学校は、セブ島の学校に比べ100人程度の中小規模校が多いです。そのため、講師やスタッフと生徒との距離感が自然と近く、アットホームな雰囲気の学校多いことも魅力の1つと言えます。

自然豊かなクラークの観光名所

クラークは自然が豊かで、程よく発展しているため、留学生からだけでなく観光客からも人気のある地域です。

特に、クラークの街周辺には、アジアでも有名な活火山や、社会人に人気の広大なゴルフ場といった、日本ではなかなか味わうことのできないスポットが多く点在しています。

以下は、クラークの観光名所の中でも特に人気のスポットをまとめたものです。留学の合間の観光の参考にしてください。

【クラークの観光名所】

  • ピナツボ火山
  • ズービック
  • SMシティクラーク

ピナツボ火山

「ピナツボ火山」は、クラークに存在する活火山です。ここでは、大噴火が創った雄大な自然を鑑賞しながら、ハイキングを楽しむトレッキングツアーが留学生からも人気を集めています。クラークからは車で約3時間の位置にあります。

ツアーは、ガイド付き1泊2日のコースとなっていて、朝早くから出発し夜はテントで泊まるというスケジュールとなっています。他にも、火山灰で埋もれてしまった町を巡るツアー等もあり、日本では目にできない体験ができます。

また、天候が良ければ、頂上にあるカルデラ湖で水泳をしたり、ボートに乗ったりすることもできます。

ズービック

かつて世界最大級のアメリカ海軍基地「ズービック」は、クラークから車で約1時間の場所にあります。

現在はフィリピンの「自由貿易地域」に指定されているエリアで、東南アジアで最も期待されている商港の一つと言われています。様々な商業施設やレジャー施設が周辺にあり、フィリピンの人々の間ではステータスの高い豪華なリゾート地として知られています。

また、元米軍基地内にある「ズービックサファリ」は間近で動物を観察できることで人気が高いです。時期によっては、トラやライオンの赤ちゃんに直接ミルクをあげるなどの体験が可能なため、動物が好きな方にはおすすめできますね。

SMシティクラーク

SMシティクラークは、自然の豊富な地域とはうって変わり、アンヘレス市に位置する大型のショッピングモールです。クラークからは車で約10分の位置にあります。

モール内には、映画館からスーパー、レストラン、ミニ遊園地まであります。また、店内も非常にきれいに整備されているため、日本人でも使いやすいスポットです。

観光客以外にも、地元の人々もよく利用する場所になっています。特に、日本食レストランが日本人の留学生からも人気が高いため、日本食が恋しくなった際にはぜひ足を運んでみてください。

クラーク留学のデメリット

クラークは、欧米留学のような雰囲気を持ちつつ穏やかで勉強に適した環境と言えますが、留学生にとってデメリットな部分も存在します。

以下は、クラーク留学の際に留学生が意識しておくべきデメリットをまとめたものです。クラークを検討している方は以下を参考にしてください。

【クラーク留学のデメリット】

  • クラークの経済特区の外では注意が必要
  • セブに比べ語学学校が少ない
  • クラーク経済特区内は物価が高い

クラーク経済特区の外では注意が必要

クラーク経済特区は、治安が安定していて心配はいりませんが、経済特区の外へ出る際には注意が必要です。

クラーク経済特区の外は、道路や建物などが整備されていない場所がまだ所々あり、また、経済特区内に入場制限があるということは、「ストリートチルドレン」や「物乞い」は、経済特区の外に集まります。そのため、スラムのような地域も存在するため、出歩く際には充分に注意しましょう。

特に、クラーク経済特区を有するアンヘレス市には、アジア最大と呼ばれるフィールズアベニューという歓楽街があります。呑み屋やバー、風俗店などが密集しており、日本で言うところの「歌舞伎町」のような場所です。

このエリアには、特に物乞いや、ストリートチルドレンなどの貧しい人々が多いです。金銭などを要求されることがあるかもしれませんが、基本的な対処方法としてはとにかく無視をすることが鉄則になります。不用意に小銭を恵んだりすると、返ってエスカレートするのでやめましょう。

経済特区の外では、日本と違う「外国」だという認識をしっかりと持ったうえでの行動が必要となるため充分に覚えておきましょう。

語学学校の選択肢が少ない

クラークでは、まだまだ点在する語学学校の数が少ないです。そのため、留学生は少ない選択肢の中から学校を選ばなければならず、セブなどの地域に比べて学校の選択肢が少ないです。

現在クラークに点在する学校は9校ありますが、学校ごとの設備の面や、立地の面などで大きな差異はなく、学校ごとの特色があまり強くありません。クラークは大きなエリアではないため、学校を建てる位置や、それに伴っての設備も限られてくるためです。

また、クラークの語学学校では、セブやマニラに多い「スパルタ式」や「セミスパルタ式」と言った、厳しい学習ペースを設けている語学学校がほとんど存在しません。そのため、気厳しい校則のもと、英語漬けで勉強したい方には適している学校がないおそれがあります。

多い選択肢から自分に適した学校を選びたい方は、セブやマニラなどの種類の豊富な学校が多い地域へ留学することをおすすめします。

クラーク経済特区は物価や交通費が高い

クラーク経済特区では、フィリピンの他の地域と比べて物価や交通費が高い傾向にあります。

経済特区では、外資系の高級ホテルや、富裕層の住宅が集まっています。そのため、フィリピンのいわゆる一般的な庶民の価格では設定されておらず、食品や日用品の値段がセブなどに比べて高いです。

また、経済特区では、治安面から走行を許可された専用タクシーを利用しければなりませんが、この専用タクシーの料金も、他の地域に比べるとやや高めに設定されています。

格安留学のイメージが強いフィリピンですが、クラーク留学で経済特区内の学校に通う場合には、少しだけ余裕を持って費用の準備をした方がより経済的に安心です。

ただし、経済特区の外であれば物価は他の地域と変わらず高くないため、費用をおさえたい人は、なるべく経済特区の外で買い物をしたりしましょう。

日本からクラークまでのアクセス

2018年より、日本からクラーク国際空港までの直行便が開通しました。

ただ、大阪・関西国際空港からしか直行便はまだ出ていないため、その他の地域から出発する際にはどこかで一度乗り継いで行く必要があります。

その際には、セブやマニラ経由または、日本やフィリピン以外の第三国経由にて、クラークまで行く2つの方法が存在します。

  1. 仁川国際空港(韓国)か、チャンギ国際空港(シンガポール)で乗り換えて、クラーク国際空港へ行く方法
  2. 日本からフィリピンの首都・マニラにあるニノイ・アキノ国際空港へ直行便で渡り、その後高速バスでクラークへアクセスする方法。バスの料金は一人400円程度と割安ですが、マニラとクラークの間はバスで約3時間の距離があります。

クラークまでの渡航選択肢は複数ありますが、留学や海外自体が初めてで、乗り換えなどが不安で慣れていない方には、関西国際空港からの直行便をおすすめします。