フィリピンセブ島留学の総額費用は?他国よりも格安な理由を調査

フィリピン・セブ島留学

留学を検討している方の中には、「フィリピンセブ島留学は格安だ」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

フィリピンでは、1カ月、総額25万円程度で留学することが可能です。

フィリピン留学では、ほとんどの学校に食事付きの寮が併設されており、留学生は、学費、家賃、食費などを節約できるため、安い費用で留学できます。

留学費用が安いということは、講師や授業の質が悪いのではないかと思う方もいるかもしれません。しかし、セブ島にある語学学校の講師のほとんどは、英語で授業が行われる大学を卒業しています。

また、授業内容に関しても、アメリカやオーストラリア、カナダ留学では、週20時間程度(1日4時間程度)のコースが多いのに対し、セブ島留学の授業時間の平均は週35時間程度(1日7時間程度)です。

さらに、フィリピンセブ島留学では、1日の授業の半分近くの時間が講師とのマンツーマンレッスンにあてられることが多いため、英語に慣れていない人でも授業に取り残されることがありません。

セブ島留学の魅力は、安い費用で、集中的に長時間英語に触れられることです。

フィリピンセブ島留学にかかる期間別(1週間、1ヶ月、3カ月、半年、一年)の費用

フィリピン留学の費用として、語学学校「3D Academy」に留学した場合にかかる費用を紹介します。3D Academyを選んだ理由はフィリピンの語学学校の中でも平均的な費用だからです。学校設備や学習コースによって費用が変わります。ですので学校によっては3D Academyの費用に対し、上下に5万円ぐらいの変動幅があると認識してください。

「3D Academy」のESL 実践英語コースに1週間~1年滞在した際の費用例

受講期間 学費+寮費 留学トータル費用
1週間 4万円 約12万円
1カ月 15万円 約25万円
3カ月 43万円 約60万円
半年 67万円 約100万円
1年 170万円 約205万円

表に記載している値段は、コース料金が最安値になる、6人部屋の寮に滞在した場合の料金です。

フィリピン留学の総額費用には、下記の8つが含まれています。

  • 航空券
  • 空港送迎代
  • 入学金
  • 学費:期間によって異なる
  • テキスト代・寮費・寮デポジット
  • 保険・ビザ申請費用
  • 入学許可証郵送費用
  • お小遣い(食費、交通費含む):1カ月3万円として計算

フィリピンセブ島留学の費用はアメリカ、オーストラリアの半額

まずは、フィリピン・セブ島、アメリカ、オーストラリアに1カ月留学した際の費用の違いを紹介します。

1カ月の留学にかかる総額費用の例

国・地域 総額費用
フィリピン・セブ島 25万円~
アメリカ・ロサンゼルス 49万円~
オーストラリア・シドニー 46万円~

上の表に記載されている留学トータル費用に含まれているのは、留学時にかかるお小遣い以外の費用(入学金、授業料、テキスト代、寮費、寮デポジット、交通費、保険、航空券、空港送迎料、ビザ申請料、入学許可証国際郵送費用)です。

上の表をみると、フィリピン・セブ島と、アメリカ・ロサンゼルスでは、1か月の留学でかかるトータル費用に約24万円の差があることがわかります。

1カ月の留学にかかる費用に約24万円もの差が出る大きな理由は、コース料金(学費+寮費)と航空券代によるものです。それでは、留学費用に大きな差が出ている学費、寮費、航空券代について詳しく比較します。

■比較条件
セブ島で“リーズナブルな値段で留学できる”と人気の「3D Academy」という学校で、「ESL 実践コース」を1カ月受講する際にかかる最低限の費用を基準に、アメリカ・オーストラリアで同レベルの留学ができる学校を比較対象にしています。
フィリピン・セブ島留学の費用と比較した各国の学校は以下2校です。

  • アメリカ校「Mentor Language Institute Westwood, Los Angeles」
  • オーストラリア校「Lexis English, Sydney Manly」

フィリピンセブ島留学は、学費・住居費用が格安

留学にかかる総額費用の5~6割は、学費と住居費用(家賃)です。

以下は、フィリピン・セブ島、アメリカ、オーストラリアに1カ月間留学した際の学費と住居費用を比較した表です。

フィリピン
セブ島
アメリカ
ロサンゼルス
オーストラリア
シドニー
授業時間 週35時間 週25時間 週27時間
学費・授業料 114,000円(寮費用含む) 130,816円 114,320円
入学金 15,000円 16,800円 16,000円
住居費(寮) 0円 85,120円 72,960円
合計 129,000円 232,736円 203,280円

上の表でわかる通り、フィリピン・セブ島の語学学校に併設されている寮の宿泊費は、学費授業料の中に含まれているため住居費は0円です。

つまり、フィリピン留学が格安な理由の1つは宿泊費を節約することができるからです。

また、セブ島の学校は1日3食付くのに対し、アメリカとオーストラリアは食事の提供が無いので食費も節約できます。

ちなみに、上の表は、最安値の例を出すために、3~6人で相部屋をした場合の宿泊料金で計算しています。

寮の相部屋は、個室に比べ、値段が安いのが一番の魅力です。

寮を一人部屋にすると、周りに気を遣う必要がない、誰にも話しかけられず勉強に集中できる、などのメリットはありますが、宿泊費用は6人部屋の約2~3倍になるため、安さを重視するのであれば相部屋を選びましょう。また、相部屋は各国の人と英語で話す機会も増えるため、話す力、聞く力も身に付きます。

フィリピンセブ島留学は、航空券が格安

留学費用を抑えるには、安い航空券を見つけることが必須です。

セブ島は、アメリカやオーストラリアに比べると日本に近いため、アメリカやオーストラリア留学の2分の1~3分の1程度の渡航費用しかかかりません。

以下は、すべての航空会社の料金を比較してくれるウェブサイト「スカイスキャナー」で、2018年11月~12月の1カ月間留学した場合の渡航費用の最安値を調べたものです。

フィリピン
セブ島
アメリカ
ロサンゼルス
オーストラリア
シドニー
航空会社 セブパシフィック デルタ航空 カンタス航空
価格(往復) 41,473円 128,320円 106,466円
渡航時間 約5時間 約11時間 約9時間

上の表で分かるように、日本からフィリピン・セブ島までの航空券は、日本からアメリカ・ロサンゼルスへの航空券よりも約8万円も安くなります。

今回は、公平性をみるために「スカイスキャナー」という同サイトで直行便の最安値を調べましたが、乗り換えありの場合はさらに安い航空券もあります。

また、航空券は時期によっても価格が異なります。

上記の値段は渡航費用を比較するための参考にしてください。

その他の費用

フィリピンセブ島留学が格安であるとされている理由として、ビザや物価も安いことも関係しています。下記の4つのポイントについて順に説明していきます。

  • ビザ費用
  • 食費
  • 物価
  • 交通費

フィリピンセブ島留学は、長期留学でもビザ費用が安い

留学をする際は、国や期間によって必要なビザや就学許可証の値段が異なります。

以下は、留学時に必要な各国の就学許可証や学生ビザの申請料等を比較したものです。

ビザ費用・就学許可証郵送料等
フィリピン 短期(8週間以内)19,000円~

・SSP(就学許可証)
・SSP郵送料

長期(2カ月以上)33,000円~

・SSP(就学許可証)
・SSP郵送料
・ACR I-Card(外国人登録証)
・観光ビザ延長費用

アメリカ 短期(90日以内)12,600円~

・ESTA申請料
・入学許可証I-20郵送料

長期(3カ月以上)51,000円~

・入学許可証I-20郵送料
・学生ビザ申請料
・SEVIS

オーストラリア 短期(3カ月以内)8,600円~

・ETAS申請料
・入学許可証COE郵送料

長期(3カ月以上)53,000円~

・入学許可証COE郵送料
・学生ビザ申請料

フィリピン・セブ島留学では、アメリカに長期留学をする時よりも約2万円も安いビザ費用で長期留学ができます。

そのため、安い留学費用で集中して英語力を身につけたい方や、長時間英語に触れたい方は、長期留学でもビザ費用が高額にならないセブ島留学がおすすめです。

ただし、フィリピン・セブ島の留学生は、1週間の留学でもSSPという就学許可証を取得する必要があります。

留学期間に関わらずSSPの取得が必要なため、短期留学時のビザに必要な費用は、アメリカやオーストラリア留学よりも高くなります。

しかし、アメリカでは週18時間以上の就学をする場合、90日以内の滞在でも学生ビザが必要になるため、フィリピン・セブ島留学と同レベル(週18時間以上)の就学を希望する場合は、アメリカでも学生ビザを取得する必要があります。

フィリピンセブ島留学は、食費が節約できる

セブ島留学では、1日3食付きの寮を併設している語学学校が多く、食費を含む寮費は、コース代の中に組み込まれているため、外食をしなければ食費がかかりません。

アメリカやオーストラリアでは、通常、寮で食事がでないため、毎食自炊か外食をしなければいけません。

アメリカやオーストラリアでレストランに行くと、チップを含め1食1,500円程度かかります。

そのため、アメリカやオーストラリアでは1か月の食費として、約3~5万円程度が必要です。

一方、フィリピン・セブ島留学では、食事付きの寮で食費を浮かせることができるため、 外食をしなければ、食費は0円です。(学校によっては、週末は寮での食事がない場合もあり、外食をしたり、追加料金を払って寮で食事を出してもらったりします。)

フィリピンセブ島の外食は、パスタが一皿約100円食べられる

フィリピン・セブ島では、外食をしても日本ほど食費がかからないため、寮の食事に飽きた時でも安心です。

例えば、フィリピン・セブ島にあるファストフード店「Jollibee(ジョリビー)」では、スパゲッティ1皿50ペソ(約100円)、チキン/ライス/バーガー/パスタ/ソフトドリンクのセットが150ペソ(約300円)なので、手ごろな価格で食べられます。

ちなみにジョリビーは、フィリピンでマクドナルドよりも人気のファストフード店です。

また、フィリピン・セブ島には1,000円ちょっとで日本料理、中華料理、韓国料理などが食べ放題のレストランもあるため、外食で食べまくりたい時も安心です。

セブ島でお洒落なレストランだと人気の「Grand Majestic Buffet」では、日本料理を含め世界中の料理が、ランチタイムは550ペソ(約1,100円)、ディナータイムは650ペソ(約1,300円)で食べ放題です。

フィリピンは物価が安い

セブ島は物価が安いため、アメリカやオーストラリア留学に比べ、お小遣いにかかる費用が安くすみます。

以下は、セブ島、ロサンゼルス、シドニーの映画料金を比較した表です。

大人一名の映画料金
フィリピン 200ペソ~:約400円
アメリカ 18米ドル~:約2,000円
オーストラリア 23豪ドル~:約1,800円

セブ島では、アメリカの5分の1の値段で映画が観られます

以下は、セブ島の物価の例です。

  • タイフットマッサージ(Nuat Thai):1時間200ペソ~(約400円~)
  • 映画(Ayala Center Cebu):200ペソ~(約400~)
  • コーラ 9ペソ:(約20円)
  • アイランドホッピング (Mactan Island Hopping):1名5,500ペソ~(約11,000円~)参加人数が多いほど安い。12名で参加の場合は1名1,850ペソ~(約3,700円~)

セブ島の物価は安いものの、アイランドホッピングなどのアクティビティには1万円以上必要です。セブ島ならではのレジャーを楽しみたい方は、お小遣いを多めに用意しましょう。

アイランドホッピングとは、船をレンタルして、いくつかの離島に行きダイビングなどを楽しむアクティビティです。

セブ島の周りには綺麗な離島がたくさんあるので、勉強に疲れたら週末にアイランドホッピングでリフレッシュするのもおすすめです。

フィリピンセブ島は、ジプニーで交通費が節約できる

フィリピン・セブ島では、乗り合いのバス「Jeepney(ジプニー)」で、交通費を節約できます。

ジプニーの乗車料金は、乗車距離にかかわらず7ペソ(約20円)です。

毎日2回(1往復)ジプニーに乗っても、1カ月にかかる費用は千円程度です。

休日にショッピングに行く際や、外食をしたい場合も安い交通費で移動することができます。

ただし、フィリピン人の足となっているジプニーは安くて便利ですが、色々な人と乗り合いをするため、スリに合う可能性もあります。

そのため、フィリピンでは安全性という意味ではタクシーを利用する方が良いです。また、初乗り料金は40ペソ(約80円)です。トラブルに巻き込まれるぐらいであれば、タクシーに乗ったほうが経済的といえます。

一方、アメリカでは、日本のSUICAやPASMOにかわるチャージ式のTAPカードが、学生割引で1カ月43ドル(約4,800円)、オーストラリアでは、Opalカードの利用で1カ月100ドル前後(約8,000円)の交通費がかかります。